龍華山 西念寺

開基は釋眞教、俗姓は安芸国高田郡吉田村士族 西川源吾、遁世して本願寺第十一代顕如上人の弟子となり、寛永十三年二月広島西地方町に一宇を建立し、西念寺と称す。

明治十八年十二月二十三日付で福山説教所開設の県知事許可がおり、第十一代住職 霊城の時、明治二十九年二月二十二日寺院移転許可が下さる。

そして、翌明治三十年に山口県萩市にあった本堂が現在の鹿児島県霧島市福山町に移築され、平成九年で百周年を迎えた。